知立中央保育園、廃園問題に関して

      


          

 平成221112日、市政会は「市の厳しい財政状況は分かるが、中央保育園にはここにしかない環境がある。ぜひ残す方向で検討して欲しい」という中央保育園の廃園に反対する保護者の団体の陳情を受けました。

 

知立中央保育園に対する市当局の当初の計画(20103

現状と課題

 昭和44年に建設され、建築後40年を経過していて、知立南保育園に次いで古い保育所であり定員は70人。乳児保育・長時間保育等を実施していない保育所となっています。

 主な通園域は山屋敷町、山町、東栄などです。

 施設の老朽化が進み建て替えを行う時期に来ていますが、保育所として運営効率の良い規模とするには敷地面積がやや狭い状況です。一方、立地としては市のほぼ中心にあるため、知立市の児童福祉施設として欠けている発達支援センターの建設候補地としては最適地であり、発達支援センターの用途替えが考えられます。

整備計画

 知立中央保育園を廃園し子育て支援の拠点施設とし、既存の子育て支援センターとの連携を図る中核施設として整備します。また、知立市は西三河八市の内、唯一発達障害児のための施設がないため、発達障害児の通所施設としての機能も持たせます。

 なお、知立中央保育園で受け入れていた園児の受け入れについては、徳風保育園、知立なかよし保育園や新築する知立南保育園、猿渡保育園などで対応が可能と考えられます。

 

上記の見解に加え、さらに4km四方、人口7万人弱の町にしては保育園が多すぎるという有識者の見解も「廃園」に拍車をかけました。

 

その後の経緯

 市当局は、20109月議会にて「市民合意も議会の同意もなくして進めることは問題」と議員から追及を受け、延期を表明しました。13年度で廃園する計画でしたが、その後、保育園関係地域で説明会を開催し、14年度廃止を打ち出しました。

 1013日、中央保育園にて参加者38人を集めて説明会が行われました。(その後4会場にて説明会が行われました。)説明会では、お母さんたちから非難の声が続出しました。「計画を立てる前に、なぜもっと父母や地元の意見・希望を聞かなかったのか」と詰問され、市は苦しい答弁に終始しました。全く住民無視の計画、事務的な説明に参加者の怒りが沸騰しました。

 

市当局は保護者の切実な声に応えるべきである。

中央保育園に対する保護者のみなさんに共通する思いは、小規模園ならではの「やさしく温かい雰囲気」や「先生たちの丁寧な対応」「障がい児にとって小規模園は何よりだった」と感謝し「こんな素敵な保育園をなくさないで欲しい」という切実な願いです。
 また「保護者無視の計画には従えない」「子育てに経営効率を最優先では納得できない」等々、厳しい声をあげました。市は、これらの声に真摯に耳を傾け、安易な廃園計画を撤回すべきです。

 

廃止するには議員の2/3の同意が必要です。

 保育園を廃止するには議会の3分の2以上の同意が必要(地方自治法)であり、現に議会でも異論が続出、市当局は、この重みを認識し、拙速な廃止計画を戒めるべきです。

 

冒頭にあるように、私が長年属した市政会は、中央保育園存続の陳情を受けました。しかし、会としては市当局の廃園の考えを支持しています。

私は、先般、中央保育園の父兄より陳情を受けました。私は、廃園に反対であり、市政会の方針には同意できません。従ってこの度、市政会脱退を決意いたしました。