皆さん こんにちは。日ごろは大変お世話になりありがとうございます。
 今回は長引く不況の中で、私たちが経験したことのない時代の到来について、それぞれ意見があるとは思いますが、自分流に解説したいと思います。
バブルはなぜ生じたのか
 戦後復興の右肩上がりの経済は昭和二十七年の特需で拍車がかかる。気がついたら為替が一ドル三六〇円の固定レートから変動レートになり、日本にとってみたら円高になっていた。ある日アメリカが気がついたら日本がすごい勢いで経済成長しておりアメリカが喰われている現状になっていました。それはいけないということでプラザ合意というものがおこなわれました。これは各国の首脳がプラザホテルに集まり、日本の円をもっと高くしようと合意したものです。その結果、円高が進み一ドル100円を切る状況にいたりました。そういう面からしてみると輸出と輸入を考えた時、輸出は大打撃を受けることとなりました。国内でも必要なものは皆持っているということで消費は伸びるという状況ではありませんでした。企業としてはこれは困ったと思った時、同時に銀行が高度成長によって株という意味がなくなってしまいました。その原因はキャッシュフローがあふれてきたことであります。企業はどこに投資したらいいのか銀行側はどんどん金を貸したいという時代になりました。それぞれが目をつけたのがリゾート開発とか土地投資というものでありました。土地にどんどん金を投資して土地を売買すれば賃借対照上、資産が増えることになり、銀行側のキャッシュフローもどんどんまわって行くということで、これがバブル経済になっていくということであります。
なぜバブルは崩壊したのか
 もともとバブルというものはいずれは崩壊するものであります。土地もどんどん値上がりすれば、いずれ誰もが買わなくなります。日本のキャッシュフローも一三〇〇兆円位のパイが決まっていたからそれを超えた時点でポロリと壊れ始めていく。
日本経済がこういうデフレに陥った原因は何か
 デフレに陥ったのは今までの逆ということ。土地に金を投入したわけであるから土地をしぼるという規制をしていく。例えば土地に流通税をかけたり、土地の値段が高いという状況から抑えようという政策に転換された。それがどんどん進んでデフレになっていく。首都圏ではバブルの時代には一般の人が一戸建ての家が変えない時代もあり、年収の五倍位で一戸建て住宅が替えるような政策を打ち出し、土地の値段を下げようという政策も考えられた。土地の値段も下がってきたのだけれども、そろそろこれ以上下げなくてもいいのではないかという状況も生まれてきた。土地の値段が下がるということは企業も銀行も土地に出資して資産を増やしたように見せかけている。それで土地の値段が下がれば、当然資産価値が下がってくる。そうすれば経常利益も赤字になってくるし、給与所得者も給料が減り、消費も減り、日本経済全体が赤字になりデフレ現象が起きてきた。
デフレを何とか止めるためにとってきたわが国の政策は何か
 戦後は暮らしを豊かにしようということで一生懸命働いてきた。その後はインフレを止めることに一生懸命だった。インフレを止めたら今度はデフレになった。そういうことからすると今後は計画的なインフレを起こしたらいいという考えになった。インフレを計画的に目標を持って何か経済政策をとったらいいではないかというのがインフレターゲットであります。そのために年一%〜二%位の成長が出来るような政策が今の国の示している政策であります。
 今まではどうだったのか。デフレの根源は土地が一〇年前に一億円で買ったものが今は二千万円になってしまった。八千万円が赤字になってしまっていて企業としては賃借対照上では一億円で計上しており、これには八千万円という含み損が出ていない。銀行の評価で一億円が二千万円の評価しか出来ないという状況になり過剰債務で倒産するという例もある潜在的に持っている安い土地の値段を公表させて八千万円の含み損を出し債務放棄して企業に体力をつけるという政策も打ち出された
 銀行が債権放棄するわけだから銀行に資本が少なくなってきている。国際決済業務というのは銀行資本の八%位が必要であるが、それを満たす銀行がほとんどない状況であり、そのために公的資金の注入をしようということで国の資金を投入するというデフレ的政策もとられてきました。
今後どのようなことで日本は再生できるか
 再生への道は、今、国会で議論されていますが、まず先程も述べたようにインフレターゲット。皆さんびっくりすると思いますが、インフレに転換させていく。ある程度の緩やかなインフレを起こしていくということであります。もう一つは規制緩和。企業を守るために日本という国は保護をしてきました。規制という枠によって自由な経済の活性化が閉ざされている分野においては緩和して活性化させる。なんでもかんでもはずすのではなく、今まで産業を守るためにやってきたことが勢いというものを疎外してきたなら、そういうものの規制をはずすということであります。その分、守られてきた人は、わりを食う面も出てくる場合もあり、なかなか難しい問題でもあります。それぞれ意見もあると思います。これが今日本を再生させるために国で議論されていることであります。
 いろいろと自分流に解説してみましたが、いろいろなご意見を頂きたいと思います。
 ともあれ私は昨年の夏に皆さんのご家庭に訪問させていただいたとき、いろいろなお話を聞かせていただきました。道路の拡幅、通学路、公共施設の予約の改善、特殊学級の充実、側溝の問題等々、充実、改善に向け全力で頑張っていきますのでよろしくお願いします。
 又、何なりとご要望等連絡していただけることをお待ちしております。
 

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