2020年東京五輪招致決定!

 201398日、2020年に東京オリンピックが開催されることが決定しました。その日は日本国中がお祭り騒ぎ?という雰囲気で、早朝からテレビではそのニュースで持ちきりでした。私自身も本当にうれしく思います。

 思いおこせば前回1964年の東京オリンピック、私は当時小学校6年生で、毎日、テレビで競技を見ていました。やはり一番心に残っているのは女子のバレーボールです。彼女たちは当時、東洋の魔女と呼ばれ圧倒的な強さを誇っていました。ソ連との決勝戦は正に手に汗握る戦いでした。最後はソ連の選手のオーバーネットによるセットカウント30で日本の勝利でした。何とその時の視聴率は66.8%!日本中を感動させた瞬間でした。当時の監督大松博文氏の「俺についてこい」のセリフは、今で言う流行語大賞でした。ちなみにオリンピックで女子バレーボールが公式種目として採用されたのは、この時が初めてでした。

 そしてもう一つ、この時初めて公式種目として採用されたのが柔道です。当時は男子のみで軽量級・中量級・重量級・無差別級の四階級でした。戦前の予想では、「柔道は日本のお家芸なのだから四階級とも金メダル。」でした。結果は、軽量級・中量級・重量級は順調に金メダルでした。しかし、無差別級で波乱が起きました。神永選手が決勝戦でオランダのアントンヘーシンク選手に敗れたのです。当時のマスコミは神永選手に対して大バッシングでした。小学生の私は「銀メダルでも立派な成績なのに・・・」とそんなことを思ったものでした。

 2020年の東京オリンピックは日本国民にどんな感動を与えてくれるのでしょうか。今から本当に楽しみです。


 さて、話は変わります。今回のプレゼンテーションで誘致決定となったのは安倍首相のスピーチの影響が大きいと言われています。IOC総会前に汚染水問題が大きく報じられたため、「原発はコントロールされている」「私たちは決して東京にダメージを与えない」という部分を付け加えましたた。さらに、質疑応答で「汚染水の影響は原発の港湾内0・3平方キロ内で完全にブロックしている」「近海のモニタリングでは、数値は最大でもWHO(世界保健機関)の飲料水の水質ガイドラインの500分の1」「健康問題は現在も将来も問題ない」などと数値を上げて説明しました。招致成功後、安倍首相は「(汚染水問題を加えるのを)決めたのは寸前。私の強い意志と実態を分かりやすい言葉で話し、質問でさらに説明しようと考えた。自信があるから(解決できると)申し上げた」と話しました。
五輪を引き寄せたスピーチですが、国際社会に公約した格好となり、安倍首相は実現に向け重い責任を担うことになりました。


 今回の五輪招致を受けて、かつてのオリンピック景気が再び訪れる。(1964年に夏季の東京オリンピックが初開催されることにともなって交通網の整備や競技施設が必要となり、東海道新幹線や首都高速道路などのインフラや国立競技場、日本武道館などの競技施設が整備され建設需要が高まった。 またオリンピックを見るためにテレビを買ったり、オリンピックを見に行くことなども影響し好景気となった。)という人がいる一方で、いくつかの懸念材料を指摘する人たちもいます。

 まずは国家財政。日本国家の現在の借金は1000兆円です。56年後にはさらに借金は1500兆円までに膨れ上がり財政破綻をきたすのではないかと言われています。(日本人の金融資産は1500兆円であるため、これ以上の借金はできません。)民主党の千石氏が官房長官退任後に「10年以内に日本はパンクです。」と言ったことが思い出されます。

 震災復興の遅れ。20113月の東北大震災以降、仮設住宅で暮らす人が現在も216千人います。政府がオリンピックのためのインフラ整備、施設の建設等に目が行き、遅れている復興がさらに遅れるのではないでしょうか。

 そして災害。2011年の東北大震災以降、日本にはいつ大きな地震が来るか分からないと言われています。最近では竜巻が起こったり、大雨の被害も起きています。もし2020年までに大きな災害に見舞われたらオリンピックどころではなくなります。また夏季オリンピックは7月下旬から8月上旬に行われるわけで、真夏の熱中症対策は大丈夫なのでしょうか。



 世の中どんなことに対してもうがった見方をする人はいるものです。心配し出したらきりがありません。オリンピック開催は国民に夢と希望を与えるものです。政府自民党は、すべての諸問題をクリアーし、きっとオリンピックを成功させてくれると私は信じています。