デフレ&デフレスパイラル


しばらく前からよく耳にすることば、「デフレ」&「デフレスパイラル」。
ハンバーガーや牛丼が値下がりしたり、カジュアルウェアが安くなったり...というだけでは済ますことのできる問題ではないようです。
モノの値段が下がって、なにがいけないの?今回はこの「デフレ」と「デフレスパイラル」について、考えてみます。

デフレ(デフレーション)
物価が継続的に下がり続ける状態であること。不況時に見られる現象です。

デフレスパイラル
デフレ的悪循環。
物価が下がっても需要の上昇が見られず、景気が悪くなることが繰り返されて止まらなくなり、さらにデフレを進行させるという悪循環に陥った状況。


1) モノの需要が供給に対して少ない状態が続くこととにより、企業の在庫は増加。モノが売れないので、値段を安くする。
        ↓
2) 企業は減収となり、業績が悪化する。
        ↓
3) 所得が下がり、仕事がなくなり、雇用が削減され、多くの失業者が出る。
        ↓
4) 企業は投資を、消費者は消費を抑制、お金を使わなくなる。
        ↓
5) ますますモノが売れなくなる。
        ↓
  1) に戻って、繰り返し。。。



物価が下がること、そしてモノが安く手に入るということは、わたしたち消費者にとって、生活をしていく上ではうれしいことです。また、値段を下げることで、顧客と収益を確実に増やしている会社があることも事実です。

しかし、現在の物価の下落の多くは、実際には「不況型のデフレ」によるものなのです。本来望まれるべき「モノが安くなる」要因は、 "企業の生産性の向上といった「企業努力」"と"経済構造の改革による「物価の安定」"によるもの。。。

デフレ時代のいま、わたしたち消費者は、商品やサービスについて、その価格や品質に関する正しい知識と情報を得て、流行や宣伝・過度のサービスに惑わされることがないようにすることが大切です。そして、これからの経済情勢を身近な問題として捉え、より真剣な目をもって、物価の動向・政府の動きと対策を見つめていきましょう。