不況


 鳩山内閣の支持率がジワジワと落ちてきた。時事通信の調査によれば、1218日現在で468%とのことだ。正月を過ぎればもっと落ちそうだ。不支持の理由に鳩山由紀夫首相の指導力不足を挙げた人が急増しており、米軍普天間飛行場移設問題や2010年度予算編成での新規国債発行額をめぐり、首相自身や閣僚の発言が迷走したことなどが響いたとみられる。
 そこへ、不況ときた。ボーナスの手取りが昨年以下となると、どうしても政権への不満が募る。今年の自公政権の補正予算を鳩山内閣が3兆円弱を凍結した。この予算は、景気対策だったのに、なぜ凍結したのか。ムダ使いと決めつけたかったのであろう。内閣のパフォーマンスだったのだ。
 それでも国民は、高い支持を内閣に与えてきた。景気を悪化させる内閣に、どうして拍手を贈ったのか。結局、国民は民主内閣の正体を見抜けなかったのである。不況の波は、さらに大きく押し寄せてくると思われる。
 日米関係の悪化は、外国人投資家たちを悲しませよう。せっかく1万円台に戻った株価だが、年末には、1万円台を割り込むという。予算編成すらきちんとできない政権、いよいよ国民はあきれはてようか。で、景気後退がつづく。民主政権のたよりなさ、である。
 問題は、あれだけ話題を提供した「事業仕分け」は、当初16千億円を削ったと伝えられたが、結局、6千億円だけにとどまるという。1兆円が復活したのだ。では、あの「事業仕分け」は何だったのか。ハイ、ただのパフォーマンスでありました、ということらしい。国民は、だまされないように。
 この政権は、小党である社民党や国民新党に、連立を重視するあまり、足を引っぱられている。そして、日本安保までも危険な状況に追いつめる。私は不満だし、ハラを立てている。
 参院選挙まであとわずか。国民の意識はどう変化しているか、だれも読めない空気が漂う。自民党にとっては、大きなチャンス到来と言えよう。もしかすると、衆参ダブル選挙も現実味をおびるかもしれない。一挙に政権を奪取する必要がある。今度は、鳩山内閣の自身の失点によって、内閣が倒れるだろう。